平成24年11月より構想が始まり1年半後に完成した、車庫から店舗へのリフォーム過程をご紹介させていただきます。
写真左は半年の構想を終え、リフォーム直前の店舗(兼車庫)です(平成25年3月30日)。
写真右がリフォーム後です。
費用の関係で工務店には頼めず、DIYで図面みたいなものを作成しました。
テーブルやイスもIKEA等の組み立て式です。
カフェもするので保健所の許可を得て着工です。
この頃は、6月にはオープンしたいなぁ~と思っていましたが、1年後の3月にオープンとなりました。
では、長くなりますが、お付き合いのほどよろしくお願いいたします。
リフォーム前の写真です(と言いますか新築時の写真です)。
何にもない車庫です。
さてさて、低コストでどこまでリフォームできるやら。
ようやくリフォーム開始です(平成25年8月19日)。
計画当初は6月オープンなどと期待しながら、今は10月ならオープンできるか?という状況です。
店舗内はお客さまをお迎えする状況にありませんが、それでもご利用いただきありがとうございます。しかもこの酷暑のなか、エアコン無しの汗だくで運動をしていただいております。
サッシ工事が入りました~(平成25年9月17日)。
さてさて、どのようなモノに仕上がるか楽しみです。色々と工夫しながら、取り付けていただいております。(予算の都合上、工務店さんを通していないので、職人さん頼みです。助かります!!)
1日の工事で終わるのかなぁ。
資材の一部が搬入されました(平成25年9月18日)。
これは、バスケ仲間のお父さまの大工さんに手配をしていただきました。
これとは別に、フローリング材と壁板を、トラックを借りて十津川村まで買いに行ってきます。龍神地区のヒノキを手配しており、十津川村まで片道3時間です。
サッシは一部工事を残しておりますが、昨日に設置していただきました。
もともと床に勾配がついておりましたので、調整束なるものでフラットにしていきます(平成25年9月21日)。
こんな便利なものがあるのですねぇ〜。
床の下地に断熱材を敷き詰めました(平成25年9月24日)。
敷くというよりも、木材の間に挟むという感じで、宙に浮いております。ベテラン棟梁のマネをして木材の上を歩いていたお調子者の私は、余裕を見せた途端
「バリッ!!」
やってしまいました。
断熱材を敷き詰めた上に、合板を載せていきます(平成25年9月25日)。
これで、安心して歩くことができます。
バスケ選手がドリブルできるように、しっかりと丈夫に作ってもらっています。
昨日、合板の敷き詰めが完了したようです。
2日間泊りの出張でしたので、画像がありません。
本日は、合板の上に、ひのきのフローリング材を張り合わせていきます(平成25年9月27日)。
作業をしながら、トイレの床はどうしようか、ドアは~、キッチンは~と、棟梁と一緒に考えていきます。
ちゃんとした図面は無くても、ベテラン棟梁は頼もしいです!私のような、「何とかしてぇ~」というお客さんから、どんどん仕事の依頼が入って大忙しのようです。
大がかりな作業を終え、本日から細かい作業が始まります(平成25年9月28日)。
厨房と更衣室の間仕切りや、カウンターを作製してもらっています。
予想外に、いいものが出来上がっていきます。素人の想像をはるかに超えております。
日曜日ですが、我が母校バスケ部の元キャプテンが、ハツリ工事に来てくれました(平成25年9月29日)。
彼はガードですので、行動が機敏です!
ちなみに私はオールラウンダーですので、はたから見れば行動が気まぐれです(笑)
残念ながら、下準備に少々手間取り、作業時間が足らなくなりました~。
また来週~。終わったらメシ行こう!
一見大きな変化はありませんが、床板と土間の間に腰板が張られ、ドアを作ってもらいました(平成25年9月30日)。
安価な既製品のドアとは違って、重厚感があり、実際に持ち上げることが厳しいです。技巧派棟梁の腕を駆使し、床にレールを這わせ、ドアにローラーを埋め込みます。
仮に設置したところ、見事に軽くスライドします。
明日はドアが設置されるかなぁ~。
トイレと事務所の間仕切りを製作していきます(平成25年10月1日)。
大胆かつ正確な作業です。これも図面はありません。
仕上がりや使い勝手等々、細かい想定を繰り返した結果、脳内で作業工程が浮かんだら、一気に作業をしてまいります。本日は、夜まで仕事をしていただきました。
夕暮時、「来週接待ゴルフがあるので腰痛を何とかしたい」とお客さまがお越しになられ、アウトドアでのレッスンとなりました。
昨日に引き続き、トイレと事務所の間仕切りを製作しています(平成25年10月2日)。
フローリング同様、細長い板を巧みに切り分けて、これまた巧みに張り合わせていきます。最近の建築現場では見られない光景だそうです。
棟梁が大工仕事を始めたころは、電動工具もなく、のこぎり、かんな、ノミ、トンカチ、ドライバー等で、全部手作りだったそうです。
現代の家は「器用な素人やったら建てられるかもしれん・・・」とのことで、技術の継承を懸念されています。
ドアを取り付けて、トイレと事務所の間仕切り外側が完成です(平成25年10月3日)。
ズシーンと重厚感があり、ピシーッとした見ごたえとサラッとした肌触りを感じます。
龍神ひのき、スゴイです!
ドアの中はトイレと事務所がつながっていますので、明日(かな?)内部の間仕切りを作ってもらいます。
元々あった流し台を5cm移動させたので、コーキングを打ち直すことになりました(平成25年10月4日)。
生まれて初めての作業です。
とりあえずネットで調べて、6m向かいのホームセンターにて必要なものを購入してきました。
コーキングの幅にマスキングテープを貼ります。
この作業、得意です。
コーキングガンを準備します。
使い方が分からん・・・。
何とかセットして。
先端を切って~いざ! と思ったらコーキング剤が出てきません。
内蓋があるのかなぁと考えて、先端を外そうとしても外せる構造ではない!
先端から中をのぞくとアルミ箔らしきものが見えます。
ドライバーを突っ込んでアルミ箔を破ります・・・。
さて、コーキング剤を打ち込んでいきます。
ヘタクソです。
いい~んです。
少ないより多い方が良い!ってネットに書いてあったから気にしません。
伝家の宝刀、指でならしていきます。
本当はヘラを使うらしいですが、使いこなせませんからー。
うおっ!
指に大量のコーキング剤が。
もったいないオバケがでるぞ~!
すぐにマスキングテープを剥がします。
ネットで見たとおり、棒で巻き取っていきます。
が、他のところにコーキング剤が付いてしまいました。
あ、これもネットでは「乾いてから取れ」と書いてたなぁ。
完成!
やっぱりヘタクソー。
結果は忘れよう~。
過程が大切なんだ!
コーキング剤が大量に余ったから、10年たった自宅トイレと台所もついでに修繕します。
カッターで古いコーキングを除去。
マスキング~塗布~ならし~剥がしと工程を経てー
完成!
よしっ!! この結果は覚えておいてやろう。。。
まだコーキング剤が余っています。
保存できないだろうなぁ~?
しかし、コーキングガンの裏に、なんかあるぞ。
安いものを買ったから、作りがあまいのかなぁ?
あっ!
これはもしや、アルミ箔を突き破る装置なのか!?
ドライバーいらんかった。
(後日、時間が経ってキャップ内で硬化したコーキング剤を除去する時に使うものであることを知る・・・)
ああっ!!
キャップは取れるんかー!!
うぉぉぉーっ!!!
お気に入りのジャージがー!!
忘れよう・・・。
洗面台設置場所に見えていた上下水道の配管を、見事に隠していただきました(平成25年10月4日)。
これまた予想を超える物が出来上がり、感激です。
トイレと事務所の間仕切りや内壁が、仕上がっていきます。トイレには、黒い遮音シートを仕込み、明日には完成しそうです。
トイレにむき出しであった給水管を、木材でカバーしてもらいます(平成25年10月5日)。
非常に細部まで至る、繊細な作業です。数ミリ単位で木材を加工し、見事に仕上がっていきます。
職人魂のこもったトイレ!
便器はチープですがー。
先週に引き続き、ハツリ作業を行ってもらいます(平成25年10月6日)。
「こんなに硬いコンクリは初めてだ!」とのこと。建物の安心感が増した瞬間です。
予定通り、ランチは焼肉に行きました。
休みの日なのに、作業をしてくれてありがとう!!
昨日ハツリを行った場所に、サッシのレールを設置してもらいました(平成25年10月7日)。
ドアが吊り下げタイプ(ハンガータイプ)であり、強風が吹くと下側がブラブラしていたので、追加工事をお願いしていました。
並行して、大工工事も行われています。とにかく給水管を隠す、細かい作業をしてもらっています。
泊りで出張中に、フィットネスエリアの大工工事が完成しました(平成25年10月9~10日)。
ここに住みたいと思うほど、ひのきのいい香りと、サラッとした肌触りが最高です。細部まで、職人の魂がこもっています。
工事予定期間を越えたので、カフェエリア工事は後日となりました。
DIYで早くワックスを塗らないと~。
トイレの床に、クッションマットを設置することにしました(平成25年10月14日)。
Pタイルや30平方cmのマットを並べて貼ることを検討していましたが、なるべく薄いものにしたかったので、思い切って1枚もののクッションマットを貼ることにしました。
まずはサイズを測り、ホームセンターのクッションマット切り売りコーナーへ!
マットに加え、専用ボンドやヘラも購入し、カッター等を準備します。
ボンドはこんな大量に要らん!と思ってホームセンターをウロウロしましたが、手ごろなサイズが見つかりません。
ボンドの説明書を見ると、今回、結構な量が必要なことが分かり、実際、少し余る程度でした。
マットを床の形状に合わせてカットします。結構気の遠くなる作業でした。
車のスモークガラスと一緒で、一枚ものはカットも貼るのも大変だぞー!
今回も苦戦しており、この後も・・・。
しかし、これがDIYの楽しみ。
床の半面にボンドを塗ります。予想以上にボンドが減りました。多分塗りすぎなんでしょう。
15分乾かしてから、貼ることにしましたがここで大変なことに。ボンドの粘着力が強く、うまく貼れません。
DIYの鉄の掟「家族に迷惑をかけない」を簡単に破り、奥様を携帯で呼び出し、無事張り終えました。
完成!
反対側から貼れば、もっと簡単だったかな?
さぁ、次はクロス貼り、ガラスフィルム貼り、ワックスがけ、モルタル埋めダッー!
材木屋さんと棟梁から「早めにワックスを塗るように」と教えてもらっていましたので、ネット検索するとヒットの嵐!中でも、値段が一桁多いワックスもあり、身体に優しいようですが高価で手が出せません。
そういえば材木屋さんが「オスモってええかも」と言われていたので棟梁に聞くと「ええよ」とのこと。ネット検索すると、何と例の高いワックスでした。
これはムリ!
しかし翌日・・・。宅配便で届きました・・・。
ワックスの見た目は、乳化した油や結晶化しかけたハチミツのようです。トロッとしてて、溶剤のような温泉のようなよくわからない臭いがします。
口に入っても大丈夫らしい(不確実ですので!)ですが、勇気がわきません。それぐらい身体に優しいみたいです。
小さなハケでほとんど塗り終えた状況です。
壁は終わり、手前側の床の一部が残っています。
既に塗り始めて4時間ぐらいかかっています・・・。
これは、4時間乾燥したら2度塗りができる速乾タイプですので、壁は乾いています。
やっと1度目の塗布が終了しました。
しかし・・・
2度塗りをしたくても、ワックスをほぼ使い切ってしまい、追加発注です。
塗布翌日ですが、まずワックス臭が強いです。
ひのきの香りは一切しません。とても不安です。
さらに、見た目がムラムラで、手触りはザラザラになってしまいました!
何としたことか!
あわててメーカーに問合せると、わずかに研磨してくださいとのこと。
ということで、私の自前の車磨き用工具を持ち出し、ヒノキを研磨しました。ツルツルになると滑って歩きにくいので、ほどほどの磨き具合としました。
その後、2度目の塗布を終え、完了いたしました。
手触り、見た目とも申し分ありませんが、どうもワックス臭が抜けません。(1カ月後、ワックス臭は消失し、ヒノキの香りが少し戻りました。大変満足のいく仕上がりとなりました。)
フローリングを素足で歩けるように、節を除去してパテで埋めていきます。
ドライバーで節をほじくって、パテ埋めをして乾燥中です。
目印に、黄色いテープを貼っています。
約30カ所ぐらいのパテ埋め作業です。
速乾性のパテですので、少し休憩した後、研磨作業です。
サンダーポリッシャーに、240番のペーパーを装着して磨きます。
5秒ぐらいの作業です。
完成です!
数が多いので根気のいる作業ですが、そんなに難しい作業ではなかったです。
お客さまの視線に入らないところは、DIYにて木材を張り合わせていきます。
電動丸ノコギリはさすがに危険と判断し、ジグソーという電動で上下に動くノコギリを購入しました。
思うように切れません。
ガタガタです!
歪んでます!
いいんです!
えらい時間がかかってしまいました。
遠目でも、板と板の間が目立ちます。
あとで、パテでうめました~
厨房内も張っていきます。
ここは少しお客さまから見えそうなので、まずドリルで穴をあけ、ビス止めします。
板の端に直接ビス止めすると、板が割れてしまうことが多いからです。
まぁまぁきれいに張れました。
画像はありませんが、もう1カ所も作業しました。
今回の作業を経験して、プロのすごさを改めて感じました。
トイレ引き戸の内側にクロスを張ります。
ドアの重量が30kgほどあるので、とんでもない力仕事です。
準備物や作業工程を確認するため、ネット検索しました。
ネットで必ずでるワードは「刷毛は必要!」です。ん? さつもう? さつげ?
これを「ハケ」と読むまでに、時間がかかりました。
脚立の上に何とか引き戸を乗せることができました。かなり、身体と引き戸にとってヤバい作業でした。
引き戸の木枠にはクロスを張りませんので、マスキングテープを張ります。
二度手間ですが、作業がしやすいように(多分・・・)大まかにクロスをカットします。
ノリをハケで塗ったのですが、ハケが小さすぎて、塗り終わるまでに乾いてしまいます。
水をかけときゃええやろ??
スプレーでシュシュ!
慎重に、クロスを張り合わせます。
クロスは、ノリやら水やら空気やらでボコボコしていますので、ネットでお勉強した通り、タオルでならして圧着していきます。
ヘラとカッターで余分なクロスを切り取ります。
少し緊張~。
引き戸の取っ手と鍵を取り付け、これまたヤバい力仕事をもって引き戸を設置しました。
このクロスは、障子です。遊んでいるつもりです。
結構、好評です。
パテは粉末を水と混ぜて粘土状にします。このパテは、数分で硬化するタイプですので、作業に自信のない私は、数回に分けて粘土状にすることとしました。
小さなヘラで塗りましたので、非常に時間がかかります。
指が疲れたー。
やっぱり道具ですね。
買えませんけど。
パテが硬化したら、ペーパーで平らにします。
この作業は慣れています~。
さて、いよいよクロスの登場です。
ネットで買いました。
安っ!
ノリ塗って、クロス張って、カットして完成!!
えっ!!!
失敗のできない作業で、かつ初めてでしたので、集中していました。ある意味、ゾーンに入っていました・・・。
で、写真を撮り忘れています。
画像は遠目です~
お察しください。。
セメントと水を決まった配分で混ぜます。
重い。
重い。
握力が・・・。
埋めて、混ぜて、埋めて、混ぜて、コテで平らにして、少し傾斜も付けて、数々の作業工程を経て~
完成!!
ええっ!!!
ゾーンに入ってました。
画像に残したかったのに。。
早い!!
美しい!!
やはりプロです。
勉強させていただきました!
2日間で完成です(平成25年12月3日)。
今回のセメントは、砂と混ぜるタイプにしてみました。道具は友人から借りたままです。
玄関ポーチ用に御影石を購入しました。失敗して割れてもいいように(良くないが・・・)安価なものをネットで探しました。サイズがなかなか合わず、探すのに苦労しました。
体重計でセメント・砂・水の分量を量りながら、容器一杯にセメントを練り上げていきます。
重い。
重すぎる。
容器が小さいので、この作業を何セットもすることに・・・。
やっと溝が埋まりました。
サッシレールの手前に、接着剤を塗布し、御影石を張る準備をします。
この作業についての下調べは、いろんなサイトや店員さんにも聞きましたが、これだ!という回答を得られませんでした。
ネットで調べたとおり、御影石は少し隙間を空けて張りました。
御影石がタイルより1cm高いので、御影石からタイルまでの5cmは下り勾配をつけてセメントを塗りました。
これから2日間、乾燥させて後、隙間にコーキングを入れて完成です。
乾燥が終わりましたので、隙間をコーキングしていきます。
塗ってはいけないところをマスキングテープを張っていきます。
コーキング剤の塗布後すぐに、マスキングテープを外します。
その後、誰にも触られないことを祈りながら硬化するのを待って、完成です。
う~ん。
なかなかいいかも!
大変だったけど、面白かったなー。
草刈鎌で皮を剥いでいきます。
この作業2日間・・・
そして、ポキッ!
(何の音!?)
気にせず、パテで大量の節穴・虫穴を埋め、ペーパーで磨き、ワックスをかけ、脚を取り付け(最初は市販の物でしたが、後日、十津川村まで同じ板を切に行き、同じ作業をして脚にしました)、アレコレ・・・
2枚の板の内、1枚はカウンターにし、
もう1枚はテーブルやら踏み台にし、
数々の開店祝いのお花をいただいたりしてーー
テーブルとイスを組み立てて、数々のカーテンを設置したりと、書ききれないほどDIYを満喫してぇ~
完成!!
そうです。カウンター造りで心が折れてしまいました・・・。
写真を撮らずただひたすら作業をするのみでした。
そして、この先もDIYは続きますが、画像アップはこれにて終了!!
完成です。
予算の都合上、水銀灯は残しています。
不思議と天井がすっきりと見えます。